CIVICTHEME JOURNAL 01

Drupalを使う(Local環境)

約3,000文字 読了目安:約6分

この記事の目次

Drupalを使ってみる

Local環境の構築

私の利用環境ですが

  • MacBookProM1(2021)モデル
  • ローカルサーバー(DrupalをMac内で動かすために必要) Orbstack
  • Local Docker環境 DDEV
  • このWEBサイトはPHP8.3 , Drupal10.31 , MariaDB10.11 , CivicTheme1.8を使っています。
  • ターミナル iTerm , Shell Zch
  • エディター Vscord

となっています。

Drupalが動く環境を作る。

DrupalがPHPとDBで動くWEBアプリケーションのCMSなので、PHPやDBがMac内で動くように設定が必要です。

WordPressを利用している時に、ローカルサーバーとしてMAMPを使っていましたが、DrupalでDockerコンテナを使いたいのでDockerコンテナが動く環境を構築する必要があり、Dockerプロバイダー(Mac内にLinuxサーバーを構築するイメージ、WEBサーバーの機能がパッケージ化されています。)はOrbstackを使います。DockerコンテナはDockerデスクトップがメジャーですが、DDEVを使う際Orbstackが推奨されており、動作や安定性にも優れるのでOrbstackを使います。

Orbstackの利点はインストールが簡単で、ローカル環境ながら起動も動作(WEBページの表示速度など)も早く、標準でSSL機能が使えます。MAMPもSSLは使えるのですが、設定が結構面倒であることがあり、私自身WordPressをローカルで動かす場合は有料版のMAMP Proを使っています。

Orbstackのインストール

OrbstackのWEBサイト

Orbstackのダウンロードページ ここからZip形式でダウンロードし他のアプリ同様ダウンロードしたZipを解凍しアプリをアプリフォルダに移動するだけでインストール出来ます。Home Brewでのインストールも出来ますので、非常に簡単に導入出来ます。

Orbstackのドキュメンテーション インストール後、アイコンをクリックすれば起動します。ドキュメンテーションにもありますが、ターミナルからのコマンドでも起動します。

DDEVのインストール

Orbstackのインストールが完了したらDDEVをインストールします。DDEVはDockerコンテナを手早くMacで使えるようにしてくれます。

DDEVのWEBサイト

DDEVのドキュメンテーション

DDEVの良さにCMSの簡易インストールが用意されています。Drupalも簡易インストールが用意されておりComposerを使い数ステップでDrupalがMac上にインストールされ直ぐに利用出来ます。

Drupalのインストール

DDEVのインストールが完了したら、いよいよDrupalをインストールします。

Drupal公式サイト

Drupal Coreのページ

DDEVのCMS Quickstartsガイド

  • Drupalのインストール

    フォルダの作成とフォルダへの移動

    % mkdir my-drupal-site && cd my-drupal-site
    

    フォルダにDrupal設定を書き込む–php-version=8.3は※Drupal10.3以降の安定版のPHPバージョンがPHP8.3となっているのでPHP8.3を指定しています。

    % ddev config --project-type=drupal --php-version=8.3 --docroot=web
    

    Drupalのインストール:recommended-project:^10はDrupal Core 10以上の安定版をインストールします。

    % ddev start ddev composer create drupal/recommended-project:^10
    

    設定ファイルの更新

    % ddev config --update
    

    Drushの更新

    % ddev composer require drush/drush
    

    Drupal管理画面の初期設定–account-name=adminでログイン名 –account-pass=admin -yでパスワードを設定しています。

    % ddev drush site:install --account-name=admin --account-pass=admin -y
    # use the one-time link (CTRL/CMD + Click) from the command below to edit your admin account details.
    

    Drupal管理者ログインのワンタイムログインURLを発行

    % ddev drush uli
    

    Drupalの起動

    % ddev launch
    

    以上でDrupalのインストールが完了しブラウザから管理画面にログインしDrupalでWEBサイトの構築が出来るようになります。

    インストールが完了し、Drupalが動いたら

    設定ファイルが見れます。(ルートにあるcomposer.jsonでも見れます)

    % ddev describe
    

注釈 DDEVの補足

DDEVをインストールしたら、nssのインストール,mkcertのインストール,mutagenの設定を行います。

nss httpsを使用する為のクライアント及びサーバーのライブラリ

mkcert ローカル環境でhttpsのSSL証明書を発行するライブラリ

mutagen ディレクトリの高速同期ツール

私がつまづいたのが、brew installのインストールフォルダがIntel Macの設定になっておりパスを変更する必要がありRozettaのエラーで先に進まなくなっていました。過去にIntel Macを使っていた際の設定がM1 Macに変更後もそのままになっていたので良い機会なのでHomeBrewを入れ直し対応しました。

※ /opt/homebrew/ AppleSiliconのHomeBrewのインストール先

※ /usr/local/Homebrew Intel MacのHomeBrewのインストール先

DrupalCoreとPHPのバージョン

Drupal Coreが指定するPHPのバージョンとローカルで有効になっているPHPのバージョンが合っていないとDrupalのインストールが出来ないのでインストールするDrupal Coreの指定するPHPのバージョンを使用してください。

% php -v ※PHPのバージョンを確認しましょう。

Direnvを使い複数のPHPバージョンを作業フォルダー毎に割り当てると、使いたいDrupalのテーマなどが指定するDrupalのバージョンに合わせて、Drupal Coreを使い分け複数のバージョン違いのプロジェクトを使うことが出来ます。ThemeによってはDrupal10で不具合が出るものもあります、あえてDrupal10以前を使う必要があるケースも出ると思いますので、そのような場合にDirenvを使うと便利です。

  • mksertやmutagenの設定

    nssのインストール

    % brew install nss
    

    mkcertのインストール

    % mkcert -install
    

    mutagenの設定

    % ddev config global --mutagen-enabled
    
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